不動産コラム

2014/05/12不動産コラム
投資用不動産(ワンルームマンション)の選ぶ際のポイント(4)

さて、今回は投資用不動産(ワンルームマンション)の選ぶ際のポイントについて、
不動産鑑定の立場から書いてみます。
第4回目のテーマは『地域環境』です。

第1回目で周辺環境について、少し書きましたが、
周辺環境によりどのようなメリット・デメリットがあるのかについてもう少し掘り下げてみます。
ただしそれがマンション価格や買手の判断にどのような影響を与えるかは一律に判断できるもの
ではありませんので、参考程度に見ていただければと思います。

① 閑静な住宅街

静かで居住環境のいい住宅街は住みやすさが特徴ですが、どちらかというと
駅からやや距離があったり、飲食店などのお店が少ない等便利さの面で劣ることが多く、
ワンルームマンションに係る需要は多くないことがほとんどです。
 
 ② 商店街、繁華街

商店街、繁華街やその付近の場合、飲食店やコンビニ等のお店があり
生活するのが便利なため、ワンルームマンションの主な借り手である学生などには
比較的需要のある場所です。ただし、夜遅くまで人通りが多く騒がしい、
治安があまり良くないなどの環境的なデメリットなどがあります。

③ 駅に近い

都心部においてはやはり駅に近いものが有利になります。駅の近くだと、
通勤・通学に便利であり、駅周辺には飲食店・コンビニなどがあり、
生活するのにも便利なことが多いです。
この場合、駅の属性も重要になってきます。
東京であれば山手線沿線や主要な私鉄沿線であることや、
急行が停まるかどうか、乗り換えが容易であるか、始発駅であるかなどは
借り手の需要やマンションの価格・賃料に大きく影響してくると考えられます。

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