不動産コラム

2014/05/02不動産コラム
投資用不動産(ワンルームマンション)の選ぶ際のポイント(3)

今回は投資用不動産(ワンルームマンション)の選ぶ際のポイントについて、
不動産鑑定の立場から書いてみます。
第3回目のテーマは『部屋の位置』です。

南向きや角部屋はメリットが大きいのは確かですが、何にでもこれをあてはめると良いか
というとそうではありません。主に、日照・通風・騒音の観点から考えます。

① 角部屋
角部屋の場合、二方に窓を設けることができるため、日当たりや風通しがよくなります。
また、中間の部屋と比べると一方の部屋とだけ隣合うため、騒音の面でも有利となります。
デメリットとしては、二面が外気と触れあうため、外気の影響をより受けます。
最上階角部屋は暑さ・寒さの観点からは特に要注意といえます。
 
 ② 中間部屋
一方にしか窓を設けることができないため、日当たりや風通しの面で劣る、
他の部屋と両側で隣り合うため、騒音が大きくなる可能性が高い。
外気と接する面が小さいので、部屋の温度の調節は有利となります。

③ 方位
基本的には南向きが一番良いとされていますが、暑さや日光が苦手という方も多く、
南や南西側は暑すぎる、東だと朝の陽ざしが強くてゆっくり寝られないなど、
ライフスタイルの多様化により志向も人それぞれです。
南側だと墓地が見えるとか、東側には綺麗な海が見えるなど
窓から見える眺望・景観の影響が大きい場合も多いです。

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